2007年2月11日にJR北宇智駅をデジカメ片手に訪れるということ。ならびに当日は曇天雨模様であるということ。ならびに電車ではなく原付で訪問したということ。ならびに財布を忘れてあやうくワヤになりかけたということ。ならびに不運は重なるもので、1年に何度もないであろう運休保守点検日にぶちあたってしまったということ。ならびに事前の計画では、2時間ほどで撮影と散策を終える予定であったが、結局半日もかかってしまったということ。ならびに旅にトラブルはつきものというけれど、昔の人はよくいったものだということ。「第1回散策記」と号してみたものの、はたして第2回目はあるのか否かは自身でも分らないという話。
踏切を渡るとようやく駅が見えてくる。同時に幾人かのJR西日本保守要員の姿も見える。駅舎に近づくとなにやら「ただならぬ」気配が漂っている。すわ何事とばかり注意をはらってみると、「10時から16時」まで運休保守点検のアナウンスが張り紙と放送で実施されているではないか・・・。ちなみに到着時刻は、12時前後。まさに真正面からぶつかっていった感がある。1年に何度もないであろう日中運休保守点検日に、かくも見事にぶちあたってしまうとは、自分の凶運にしばし頭が下がる思いである。
上記のごとく愚痴ってみたものの、実際は少し事情が違いました。有体に書くと「実はコレってHPネタとしてはオイシイ展開だよネ」と前向きに感じてしまったのです。うんうん、我ながら実にポジティブな考え方だ。HP管理人歴が2007年で足かけ5年になるわけど、逆境を順境に感じるという意外な効用を発見してしまった。
というわけで、「オイシイ展開」を形あるものにするべく、場内アナウンスを録画してまいりました。無人駅でも放送設備は生きているのは、そこらの廃墟とは違うってことですね。
考えようによっては、やや異常な展開ではありますが、何がなんでもスイッチバックを動画におさめたいという欲求が、一時撤退して捲土重来を期すべしという脳内参謀士官の進言に対する有効な反論の論拠になりました。そこで問題になるのは、いかにして運転再開までの4時間ないし5時間をつぶすのかということ。2時間程度は、周囲の散策および撮影で消化できるので問題なし。問題は残りなのである。
2時間ほどかけて周囲の散策と撮影を完了。あいにくの小雨交じりの曇天であり、残りの2時間をこのまま駅舎や屋外で過ごす気にはなれない。かといって、原付で来訪したうえに財布を忘れるという失態をおかしている私が取りえる選択肢はさほど多くはないのだ。というわけで、しばし沈思黙考・・・。
結論。無料で屋内で時間を有効に過ごせる場所に行くべし。すなわち五條市立図書館に針路を取れ!なのです。途中、五条警察署で道を尋ねて10分後くらいに目的地に到着。あれ、この日はもしかして仏滅だったのだろうか。なんと図書館は休刊日だったのである。コラ、こういう施設は日曜日に開館しないと存在価値大幅減やんけ!!
結局、県境を越えて退却を実施し、WAY隅田店(TSUTAYAのノーザン・ワカヤマン・フランチャイジー)で時間を過ごす。本屋は大きいほど「エライ」という持論の持ち主たる私だが、今回の件で改めて持論を確信するにいたりました。立ち読みの結果、何冊か欲しい本があったのだけど、あいにくお財布がないので泣く泣く見送ることに。今日時点(2007/02/16)で、まだ行けていないが売れ残っていると良いのだけれど・・・。
その後の展開は当HPに書いた通りです。上下線ともスイッチバックの様子を動画に納めることができました。思わぬ時間を食いましたが、男子の本懐ここにキワマレリです。今回の旅で要した消費デジカメメモリは「935MB」でした。
実はポケットに265円入っていました。このうち200円はガソリン補給に消費され、残りの65円はまさかの際の・・・といっても、今日び65円じゃどうしようもないですよね〜。皆さんも、お財布を忘れてお出かけしないようにご注意くださいませ。