第7回散策記@北宇智駅スイッチバック

2007年3月18日、JR和歌山線北宇智駅を訪問した。今回の訪問は通算にして8回目の訪問となる。スイッチバックは昨日廃止されたばかりなので、もう2度と見ることはできない。もちろん既に画像と動画、そして自分の目にしっかりと焼き付けてあるので悔いはないといえばない。もちろんあるにはこしたことはないのだけれども。さて、本日、県境を越境した理由は突貫工事の様子を見学するためである。17日の夜半から18日の夕方にかけて五条〜吉野口間が運休とされている。つまりその間にポイントの付け替えと新ホームの建設、そして新ホームと旧駅施設とを連結する仮設橋の建設を行う必要があるわけだ。この方面には素人な私ではあるが、タイムテーブル的に相当シビアな工事であることはなんとなく分る。結果を先に書くと、見事無事に工事が完了した。いやいや、正直驚いた。こういうことができるのは世界で日本人くらい(と書くとカドがたつかな?)じゃなかろうか。

【 JR北宇智駅スイッチバック 改良工事アナウンス編@大和二見駅 】

工事は急ピッチかつ大規模なのだ

昨日と同様に住川南の手前から脇道に入る。駅が見えると同時にクレーン車が高々とアームを伸ばしている様子が見える。作業員の方の数も尋常ではない。かつて北宇智駅にこれほどの人員が集結したことがあっただろうかというのが第一印象である。ちなみに私は地元の人じゃないので、そのあたりのことは分りませんが。

近づくにつれて「ただごとではない」ことに気がつく。同時にJR西日本が本気で工事にかかっていることも理解できる。なにせ夕方までに完成させねばならない工事なのだ。素人目には徹夜の突貫工事で混乱を極めているようにも見えるが、よくよく観察すると全くそんなことはなくキッチリと冷徹な計画が練られているらしい様子が伝わってくる。まだソノあたりの空気を理解する前に消防車が現場に到着した(ちなみにサイレンは鳴らしていない)。防火設備関係のチェックのようだったが、またまた素人目には現場の混乱に拍車をかけるように見えたものである。再三「混乱」と書いているが、ニュアンス的には「祭り」というぐらいの意味である。

【 JR北宇智駅スイッチバック 鉄道用ユンボ編 】
【 JR北宇智駅スイッチバック 鉄筋編 】

工事で変わりゆく北宇智駅

工事をお邪魔しないように撮影する。撮影場所は踏切の前後と迂回した駅前と駅の南方、そして本線の東側(国道側)の4つくらいである。主に踏み切りと駅前で撮影したが、着々と駅が完成してゆく様子は長時間見ていて全くあきがこなかった。

撮影中に知り合った五条近辺の様々な鉄道ネタを教えていただいた。このあたりのネタは「野武士旅団」としてサイトを立ててご紹介できればと思う。五条は江戸時代は天領だったわけだが、奈良南部の要所としての意味合いが強い土地だったようだ。特に南部の木材資源を搬出する基地としての機能が期待されたこともあり、鉄道施設が充実していた時期があったようだ。

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